浴衣を部屋着にするのはアリ?年中快適な着方やおすすめ部屋着浴衣もご紹介

KIMONO LIFE

夏の風物詩として親しまれている浴衣。花火大会やお祭りなど、イベントに着ていくイメージが強いかもしれませんが、実は部屋着として年中着ることもできるんです!今回は、おうち時間にぜひ試してほしい“おうち浴衣”のメリットや着方をご紹介します。

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浴衣はもともと部屋着だった?歴史とルーツを解説

浴衣は、平安時代に入浴の際に着用されていた湯帷子(ゆかたびら)と呼ばれる麻の衣服が原型とされています。

現在に近い用途になったのは江戸時代。銭湯の普及に伴って庶民の間に入浴の習慣が広まり、お風呂上りにバスローブのような感覚で浴衣を着るようになります。その後、主に部屋着として定着。今のように日中の普段着として着られるようになったのは、明治時代以降だそうです。

『東都両国の夕涼』(国立国会図書館)

浴衣を部屋着にする3つのメリット

着付けが簡単で締め付け感ゼロ

「浴衣は着付けが難しそう…」と思われがちですが、部屋着なら補正も帯板も不要です。少々衿元がゆるんだり着崩れたりしても誰にも見られないため、リラックスして過ごせます。

綿や麻素材だから自宅の洗濯機でお手入れ可能

浴衣の素材は基本的に木綿、もしくはポリエステルなどの化繊がほとんど。自宅で洗濯ができるので洋服と同じような感覚でお手入れできます。また、風通しがよく吸水性にも優れているため、汗をかきやすい季節のリラックスウェアにぴったりです。

いつものおうち時間でおしゃれに気分転換

いつものルームウェアから浴衣に着替えるだけで、ちょっとした非日常感を味わえたり、在宅ワーク時の気分転換になったりします。

部屋着に向いている浴衣の選び方

ひまわり柄の浴衣

これから部屋着用に浴衣を用意したい方は、以下のポイントで選ぶのがおすすめです。

  • 汚れが目立ちにくい色柄のもの
  • 高級品やデリケートな素材の浴衣は避ける

部屋着として着るなら、多少のシワや汚れはつく前提で考えておくのがベスト。浴衣は自宅で洗えるものが大半ですが、汚れが目立ちにくい色柄を選ぶとより安心です。また、高級な絞り染めなど、自宅でのお手入れが難しいものや汚したくないものは避けたほうがよいでしょう。

おうち浴衣を最小限のアイテムで着るコツ

部屋着として浴衣を着るなら、なるべく着付けの手間は省きたいもの。浴衣はもともと着物に比べて使う道具は少ないですが、以下を参考にしてさらにミニマムに着付けしてみましょう。

👘 通常の着付けアイテム例 🏠 おうち浴衣のアイテム例
浴衣 浴衣
半幅帯 半幅帯
浴衣用下着
(浴衣スリップなど)
ワンピースタイプのキャミソール
(浴衣下の代わり)
帯板 (なしでもOK)
腰紐 1本 腰紐 2本
伊達締め、コーリンベルト (使わなくてOK)

帯板は使いません。衿元をしっかり固定したい方は、腰紐ではなく伊達締めやコーリンベルトにしてもOKです。

帯結びは平らに仕上げる

家の中で過ごすだけなら、帯結びはラフでOK。「カルタ結び」「結ばない帯結び」なら、時間をかけずにサッと結べます。

また、わずか10秒程度で結べてしまうお手軽なサッシュベルト帯もおすすめ。
以下の記事で紹介しているので、ぜひ合わせてチェックしてみてください↓↓

袖が邪魔な時はタスキットがおすすめ

浴衣のまま家事やデスクワークなどをするとなると、邪魔になるのが袖。王道のたすき掛けでももちろんOKですが、クリップで留めるだけのタスキットもおすすめ。食事の時には手ぬぐいを挟んでエプロン代わりにできるなど使い勝手がいいので一つ持っておくと便利です。

部屋着として年中着回す「夏浴衣」と「冬浴衣」

浴衣は夏の衣服ですが、エアコンの効いた室内であれば冬も含め年中着ることができます!ここでは、おうち浴衣として楽しむポイントを、夏と冬に分けてご紹介します。

夏:江戸時代の女子たちのように、とことんラフに!

暑い夏のおうち浴衣は、とことんラフに着るのがおすすめです。
おはしょりがぐちゃっとしていたり、衿元がきっちり決まっていなかったりしても大丈夫。江戸時代の女子たちのようにだらっと着付けます。

冬:洋服の上に羽織る「和洋ミックス」で防寒

一方、冬のおうち浴衣は、洋服と組み合わせた「和洋ミックス」がおすすめです。

上のXの写真は着物を着ていますが、浴衣に置き換えてもOK。浴衣の下にニットワンピースやタートルネックを着用すれば、オシャレな和洋ミックスコーデになる上、防寒対策としても効果的です。

【洗濯・保管】部屋着浴衣のお手入れ方法とクリーニングの目安

脱いだ後はすぐにしまわず、風通しの良い場所で陰干ししましょう。しばらく干しておくことで、湿気が取れて、ニオイ防止にもなります。

ポリエステルや綿の浴衣は基本的に自宅で洗濯できますが、毎回洗濯する必要はありません。汗や汚れが気になったときや、しばらく着なくなるタイミングで問題ありません。

ただし、淡い色の浴衣は汗ジミができると目立ちやすいので、しっかりケアしたい場合は着物専門クリーニング業者に依頼しましょう。季節の変わり目などに、丸洗いとあわせて汗抜きもしてもらうとキレイな状態を長期間保ちやすくなります。

なお、帯は基本的に洗濯不要。型崩れなどの恐れがあるので、着用後に陰干しして湿気を抜いてからたたんで保管してください。

▼おすすめの着物クリーニング業者

サービス名
きもの工房なぎさ
kimono5298
着物ひととき
主な特徴
  • 安心の完全見積り制 到着後に無料点検を実施。頑固な汚れやしみ抜きも事前見積もり・確認後の作業開始で安心。
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ポイント
複数点まとめて出すほどお得なセットプランが充実。帯や羽織との組み合わせも自由。 1枚4,850円、2枚目以降は1枚あたり4,500円と、まとめ注文でさらにお得な設定。 基本料金2,970円(税込)。特定着物(振袖・留袖等)は+1,100円の分かりやすい加算制。
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複数枚をまとめてお手入れしたい方、頑固な汚れを事前にしっかり見積もりして依頼したい方 しみ抜き・プレスまでコミコミで頼みたい方、国家資格講習修了者に任せたい方 1点からリーズナブルに丸洗いしたい方、オゾンによる除菌・消臭効果を重視したい方
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おうち浴衣ならルール無用で気軽に楽しめる!

部屋着として着る浴衣に、細かな着付けのルールやマナーはありません。ぜひ気軽にトライして、自分の好きなスタイルで楽しんでみてください!