【初心者向け】三重紐の基本の使い方と結び方3選!レース三重紐の活用・人気商品比較も

三連仮紐(トリプル紐、三重紐)の比較 KIMONO LIFE

主に振袖など礼装の着付け小物として使われている三重紐。最近では半幅帯や兵児帯のアレンジ結び用に使われることも増えており、簡単なのにこなれた帯結びを叶えてくれる便利アイテムとしてカジュアルシーンでも重宝されています。

今回はそんな三重紐のレースバージョンにフォーカス!通常は帯や帯揚げで隠して外からは見えないように着付けるのが基本ですが、レースの三重紐はむしろ見せたほうがオシャレにキマるという優れもの。今回は、そんなレースの三重紐の魅力についてご紹介します。

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そもそも三重紐(三重仮紐)とは?

三重紐は、主に振袖や七五三の帯結びに使われる着付け小物。三重仮紐、三連仮紐、トリプル仮紐などとも呼ばれます。真ん中が三層のゴムになっており、そこに帯を挟み込んで使うことで、変わり結びも難なく仕上げることができる便利なアイテムです。

三重紐を使った人気の帯結びアレンジ手順

レースの三重紐を使った、代表的な帯結びのやり方をご紹介します!

パタパタ結び

普段着の帯結びで三重紐を使う代表的なものが、今回もレポートの際に結んでいたパタパタ結び。

先述した通り、三重紐を隠すために上から帯揚げを被せるのが一般的ですが、レース三重紐であればそのままでもオシャレなので帯揚げなしでOK!

パタパタ結びのやり方は、KIMONO MODERNの動画が分かりやすかったので、ぜひ参考にしてみてください♪

銀座結び

帯枕なしでラフに楽しめる銀座結びにも、レース三重紐はおすすめ。帯揚げの代わりに活躍してくれます。

銀座結びのやり方は、うさこまさんの動画で紹介させていただきます!
(動画では、三重紐ではなく帯揚げ+腰紐で結んでいます)


実用性とオシャレを両立!「レース三重紐」を使うメリット

一般的な三重紐は、白やピンクといったシンプルなデザインのものがほとんど。いかにも着付け小物!という感じなので、帯の間から丸見えだとちょっと不格好な印象に。そのため、しっかり帯の間に入れ込んだり帯揚げをかぶせたりして隠すのが基本です。

一方で、レース三重紐は見た目がオシャレなので、帯揚げや帯飾りとしての役割も果たしてくれるすぐれもの。振袖や七五三用というよりは、半幅帯や兵児帯のアレンジ向けに販売されているものが多く見られます。

左:通常の三重紐 / 右:レースの三重紐

レースの三重紐におすすめの帯や使えるシーン

兵児帯、着物、浴衣、パタパタ結び
三重紐を使った兵児帯の帯結び

レースの三重紐は、カジュアル向けのものがほとんど。主に半幅帯や兵児帯のアレンジ結びに使われていますが、名古屋帯で銀座結びをする際の帯揚げ代わりにも使えます。あわせる着物は小紋や紬、木綿といったカジュアル着物のほか、夏は浴衣の帯結びにもおすすめです。

どっちを選ぶ?半幅帯と兵児帯の違いや選ぶポイントをご紹介
浴衣の帯としておなじみの半幅帯と兵児帯(へこおび)。浴衣だけでなく着物にもあわせられるものが多い上、名古屋帯や袋帯よりリーズナブルで、高いアレンジ性を持っていることなどからカジュアルシーンで重宝されています。今回は、そんな半幅帯と兵児帯の基本について詳しくご紹介します。

徹底比較!人気レース三重紐「きもの阿波和」vs「キモノモダン」

比較項目 きもの阿波和
コスパ重視・初心者向け
KIMONO MODERN
デザイン・耐久性重視
価格目安 約1,500円(お買い得) 約3,000円
デザイン・色数 全7色展開 バリエーション豊富(半衿とお揃い可能)
生地の強度 薄手・引っ掛け注意(★★★☆☆) しっかり・丈夫(★★★★☆)
ゴム部分 白(レースカバー付き) 黒(カバーなし・目立ちにくい)
使い心地・特徴 すっきり薄型(春夏・浴衣向き) 締めやすく帯に馴染みやすい(通年)
おすすめな人 ・まずは安く試したい方
・浴衣や夏着物をスッキリ見せたい方
・可愛い柄やデザインを選びたい方
・丈夫で長く使えるものが欲しい方
詳細・購入 楽天市場で探す ≫ 七緒で探す ≫

レースの三重紐は、いろんなブランドから販売されています。その中から今回は、「きもの阿波和」と「KIMONO MODERN」の三重紐をピックアップし、それぞれの特長と使い心地についてレポートします!

きもの阿波和(コスパ重視・初心者向け)

まずはきもの阿波和 さんのレース三重紐(トリプル仮紐)。

カラバリは全7色を展開しています。 1,500円程度で購入できるので、かなりお買い得♪初心者の方でも気負わず試すことができます。

生地はだいぶ薄め。ギュッと引っ張りすぎたり、引っ掛けたりするとすぐに破れてしまいそうなので、扱いには注意したほうがよさそうです。

ゴムの部分は一般的な三連仮紐と同様の白ですが、レースで覆われているので帯結びの間から見えても問題なし!

今回は帯揚げ風に結んであえて三重紐を見せてみました。生地が薄いので、帯の中がモゴモゴせず、すっきりとした仕上がりに。透け感があるので、帯揚げとして見せるのであれば、春夏の着物や浴衣のコーディネートに使うのがよさそうです。

<総評>
コスパ  ★★★★★ 
強度   ★★★☆☆
デザイン ★★★★☆

キモノモダン(デザイン・生地の耐久性重視)

続いては、「キモノモダン」の三重紐。

「キモノモダン」では、三連仮紐という名称がついています。「キモノモダン」の三重紐は、とにかくレースのバリエーションが豊富!レースには、着物や半衿などで使った余り布を使用しており、可愛いだけでなくエコにも配慮。同じ生地の半衿とあわせれば、コーデに統一感も出せます。

生地感はものにもよりますが、比較的しっかりしているものが多め。多少強く引っ張っても破れたりする心配はなさそうです。値段は1本3,000円程度。

ゴムの部分は黒。レースでカバーされていませんが、これなら帯結びの間から見えてしまっても悪目立ちしなさそうです。今回は、こちらのベージュの三連仮紐を使ってパタパタ結びにしてみました。

帯の間からベージュのレースが少し見えていますが、帯の色と程よくなじんでいます。締めやすく、帯の間にしまい込むときもモゴモゴしませんでしたが、レース素材の種類が豊富なので中には使いにくいものもあるかもしれません。

<総評>
コスパ  ★★★☆☆ 
強度   ★★★★☆
デザイン ★★★★★

KIMONO MODERN公式サイトで詳しく見る>>

「七緒」公式サイトで詳しく見る>>

三重紐に関するよくある質問(FAQ)

三重紐を初めて使う方によくある疑問をQ&A形式でまとめました。

Q. 三重紐の代用になるものはある?家にあるもので作れる?

A. 「腰紐+ヘアゴム」や「平ゴム」で一時的に代用することは可能ですが、市販の三重紐を使うのが圧倒的にキレイで楽です。

手元に三重紐がない場合、以下のような方法で代用できます。

  • 代用アイデア1:腰紐+ヘアゴム(3本)
    腰紐の真ん中あたりに輪ゴムや小さめのヘアゴムを3つ並べて通し、そこに帯を挟む方法です。
  • 代用アイデア2:100均の平ゴム
    手芸用の平ゴム(幅2cm程度)を3本束ねて両端を縫い合わせ、腰紐を結びつけて自作する方法です。

ただし、自作や代用品は「ゴムの強度が足りず帯が緩んで落ちてくる」「ゴムと紐の境目がゴロゴロして痛い」「帯を挟む時にゴムがズレて形が決まりにくい」などのデメリットがあります。

パタパタ結びなどの変わり結びは、ゴムに適度な幅とホールド力があってこそキレイなヒダがキープできるもの。帯結びの崩れを防ぎ、時短でキレイに仕上げたいなら1本持っておくのが断然おすすめです。


Q. 普通の三重紐とレース三重紐はどちらを買うべき?

A. 「どんな着物を着るか」「帯揚げを使うか」によって選び分けるのが正解です。

どちらを選ぶべきか迷ったら、以下の基準を参考にしてみてください。

選び方の基準通常の三重紐(白・ピンク)レースの三重紐
主な着用シーン振袖・七五三などの礼装、カジュアル着物、浴衣カジュアル着物・浴衣
帯揚げ必須(紐を隠すため)不要(帯揚げ代わりにそのまま見せてOK)
こんな人におすすめ・成人式や礼装の着付け用に探している方
・リーズナブルに済ませたい方
・帯揚げを使いたい方
・カジュアルシーンで使いたい方
・帯揚げを省略して涼しく・楽に着たい方
・チラッと見えるオシャレを楽しみたい方

「普段着物や浴衣で、パタパタ結びなどのおしゃれなアレンジを楽しみたい!」という方には、帯揚げ代わりにもなって一石二鳥なレースの三重紐が断然使いやすくておすすめです。「振袖や礼装の着付けの指定品として揃えたい」「フォーマルとカジュアル兼用で楽しみたい」という場合は、ベーシックな通常の三重仮紐を選ぶとよいでしょう。

まとめ:三重紐を1本持っておくと帯結びの幅が劇的に広がる!

帯結びの楽しさが倍増しそうな、実用性とオシャレさを両立したレースの三重紐。気になる方は、この機会にゲットしてみてはいかがでしょうか♪