リサイクルで買ったものや貰い物の着物の中には、袖(裄)や身丈が短くていつもの着付けだとキレイに着られないことってありませんか?でも、サイズが合わないからといって諦めるのはまだ早い!ちょっとした裏技やアイテムを取り入れれば、オシャレに着こなすことができるんです。
今回はそんな短めの着物をうまく着こなす方法をご紹介します!
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アンティークやリサイクル着物に小さいサイズが多い理由

過去10年~20年くらいの比較的新しいリサイクル着物であれば大きめのものもありますが、昔は小柄な方が多かったため古いものほどサイズが小さめ。昭和以前のアンティーク着物だと、身丈が150cm以下のものもよく見られます。
裄・着丈はどれくらい短くても着られる?
「気に入ったリサイクル着物を見つけたけれど、サイズが足りない…」という場合、どのくらい短いかによって対処法が変わります。一般的なマイサイズを基準にした、許容範囲の目安は以下のとおりです。
【裄丈(ゆきたけ)の短さ・許容目安】
※ジャストサイズ:首の後ろ中心から手首のくるぶしまでの長さ
| 不足している長さ | 着こなしの難易度 | おすすめの対処法 |
| 〜マイナス2〜3cm | ★☆☆(そのままOK) | ・衿を少しゆったり合わせる ・普段着・カジュアル着物ならそのままでも自然 |
| マイナス3〜5cm | ★★☆(少し工夫) | ・衿を多めに出して肩山をずらす ・筒袖の半襦袢を使う ・レースのアームカバーや付け袖を合わせる |
| マイナス6cm以上 | ★★★(アレンジ必須) | ・ブラウスやタートルネックを下にイン(和洋ミックス) ・裄出し(お直し)を検討する |
【身丈(着丈)の短さ・許容目安】
※ジャストサイズ:自分の「身長 ±5cm」
| 不足している長さ | 着こなしの難易度 | おすすめの対処法 |
| 身長マイナス5〜10cm | ★☆☆(着付けでカバー) | ・腰紐の位置を低め(腰骨あたり)で締める ・補正をしっかりして紐のずり上がりを防ぐ |
| 身長マイナス10〜15cm | ★★☆(工夫が必要) | ・おはしょりを作らない「対丈(ついたけ)」で着る ・短めに着付けてブーツやパンプスを合わせる |
| 身長マイナス15cm以上 | ★★★(アレンジ必須) | ・プリーツスカートや見せる裾除け(ホムシュヘム等)をイン ・袴(はかま)を合わせる |
カジュアルな普段着物であれば、裄が手首より少し短くても、手首が見えて華奢な着姿に見えたり、小粋でレトロな装いとして楽しむことができます。 一方で、式典などのフォーマル着物ではマナー違反に見えやすいため、上記のアレンジは原則として「普段着・おしゃれ着」の範囲でお試しください。
【裄・袖が短いとき】の着物着こなしアレンジ術5選
ここからは、具体的に短い着物を着こなすコツについて詳しく解説。まずは、裄が短い時におすすめのアレンジ術を5つご紹介します。
衿を多めに出す

普段よりも衿を少し多めに見せ、肩山をずらすことで裄の長さを多少確保することができます。その際、襦袢の衿あわせも深めにするので、いつも浅めに着付けている方は伊達締めをいつもより上の方で締めるのがおすすめです。
筒袖の半襦袢を使う

通常の襦袢だと着物の袖からはみ出してしまうという場合に役立つのが、筒袖半襦袢です。その名の通り、袖が筒状になった半襦袢で、裄はもちろん袖丈も気にせず着付けられるのがメリット。下はペチコートやステテコなどをあわせます。
長襦袢・二部式襦袢・半襦袢の違いとは?>>
襦袢の袖丈を安全ピン・テープで調整する
襦袢の袖を縫ったり、安全ピンや両面テープなどで留めて裄の長さを調整する方法もあります。簡単なやり方が以下の動画で紹介されているので、ぜひチェックを♪
レース袖・アームカバーを重ねてカモフラージュ

個性的なアレンジを楽しみたいときは、襦袢の袖口にレースをつけたり、筒袖+付け袖にしたりする方法も。裄の短さをカモフラージュしながらも、オシャレに見せることができます。寒い時期であれば、アームカバーと組み合わせることで防寒対策としても効果的。
ブラウスやハイネックを合わせる「和洋ミックス」

着物の下に襦袢ではなく洋服を合わせて、和洋ミックスコーデにするのもひとつの手。色柄もののブラウスやパーカー・ハイネックなどを合わせれば、コーディネートのアクセントにもなります。
【身丈・着丈が短いとき】の着物着こなし&カバー技5選
続いては、着丈が短い時の着こなし術をまとめました。気になったものはぜひ試してみてください!
腰紐の位置を低く下げる

腰ひもを腰骨のあたりまで下げてしまえば、おはしょりが多少とれるようになります。腰ひもの位置を低くする場合、体型によってはだんだん紐の位置が上に上がってきてしまうことがあるので、しっかり補正して寸胴にしておきましょう。
おはしょりを作らない「対丈(ついたけ)」で着る
いっそのことおはしょりを作らず、そのまま対丈で着てしまうのもおすすめ。腰ひもを少し高めの位置で締めて、おはしょりが帯の下に完全に隠れてしまうように着付けます。おはしょりをキレイに整える必要がないので時短効果も◎。
短めに着付けて靴を合わせる

草履ではなくブーツやパンプスなどを合わせる場合は、少し短めに着付けたほうがバランスよく見えるため、丈の短い着物にぴったりです。靴下の色柄や素材感もコーデのポイントになるので、オシャレのバリエーションも広がるはず。
袴スタイルにする

ボトムスに袴を合わせるのも、身丈の短い着物を着こなす方法の一つ。むしろ袴の場合は着物の丈が短い方が着付けしやすいというメリットもあります。
「見せる裾除け」を裾から覗かせる

裾先にプリーツやレースがあしらわれている裾除けを使って、短い着物をおしゃれに着こなすこともできます。その先駆的なアイテムがミセル裾除けホムシュヘム。色柄も豊富なので、きっと好みの一枚が見つかるはずです。
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また、より手軽に楽しみたい方は、裾除けではなくロング丈のプリーツスカートで代用するのもOK。和洋兼用できるので、コスパ面でのメリットもあります。

自分で解決できない着物の対処法2選
セルフアレンジだと、サイズの合わない着物をなかなかうまく着こなせない場合はどうしたらよいのでしょうか?ここでは2つの対処方法をご紹介します。
専門店で裄出し・身丈出しを相談する
袖や着丈が短い場合、モノによっては縫い代を調整して長さを出すことも可能。和裁ができる方やお裁縫が得意な方は自分でできるかもしれませんが、素人だと失敗してしまうおそれもあるので、悉皆屋など専門業者へ依頼することをおすすめします。
着物の状態によっては調整ができない場合もあるので、まずは相談&見積もりだけ依頼してみるとよいでしょう。
状態が良いうちに買取に出し、自分サイズの着物に買い替える
いっそのこと買取に出してしまうのも方法のひとつ。状態のよいものや希少性の高いもの、人気ブランド・産地のものであれば、高値で売却できることがあるため、そのお金を元手に、自分サイズの新しい着物を買うのもアリです。
おすすめの着物買取業者①:バイセル
累計買い取り実績4,800万点以上*をほこる大手買取り業者「バイセル」。全国どこでも出張可能で、プロの査定士が一点ずつ丁寧に査定。提示された金額に納得がいけばその場で即現金化してもらえます。もし査定内容に納得がいかなければ、キャンセルしてもキャンセル料などは一切かかりません。
出張のほか、店頭や宅配でも買取を受け付けています。
* 2015年〜2025年の合計買取点数(バイセル調べ)
おすすめの着物買取業者②:ウリエル
遺品整理をルーツに持つ会社が運営する着物出張買取業者。対象エリアを関東・東海・関西に限定することで余計なコストを削減し、その分を買取金額に還元。サイズが合わない着物はもちろん、タンスに眠ったままの着物もまとめて買い取ってもらいたいときにもおすすめです。毎月「抽選で買取金額7倍」のキャンペーン*も実施しているので、上手く活用できるとかなりお得に買い取ってもらえるかもしれません。
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まとめ:短い着物も工夫次第でおしゃれに着こなせる!
裄や着丈が短い着物も、ちょっと工夫をするだけでおしゃれな着こなしに。ぜひ自由にアレンジして着物ファッションを楽しんでみてくださいね!


